ももクロ春の一大事2017in富士見市・DAY1
ほうぼうのていで途中入場した
ももクロ春の一大事。
ようやくライブに参戦することができ、
開場に通されたのは
上手奥側のブロック。
天候は今にも降り出しそうな曇天模様。
ももいろクローバーZさんの野外ライブでこんな悪天候は珍しい。
しかも、午前中は埼玉は少し雨が降ったらしく、
会場の床のコンディションも少し湿っていた感じが。
しかし、気温は思ったほど寒くなく、着重ねてきたのが杞憂に終わった模様。
今回のももクロさんのパフォーマンスに少し気になる点が。
リーダー、百田夏菜子ちゃんと、ピンク担当・佐々木彩夏(通称あ~りん)の
声が、ややかすれていて
あまり出ていない、というか少し風邪気味なんじゃないか?
と思うほど少し不調な感じがして、
ここ最近ちっとも心配しなかった
ももクロさんの超安定していたパフォーマンスに
久しぶりに一抹の不安を抱きながらライブを見続けることになりました。
でも、そこはさすが、歴戦のつわものと化していたももクロさん、
終盤になるにつれてエンジンがあったまってきて、
鉄板曲の
Chai Maxxに差し掛かるときには
もう大丈夫だ!
コレコレ~!!これが観たかった~!!
というセトリが次々と。
特に感動したのが、
最後のMCの時の
夏菜子ちゃんのコメント。
国立から3年、笑顔の天下を取りたいと言ってからあっという間な感じがして、自分の言った言葉の重さや大変さやりがいを感じています。
(ここでしばらく無言の時間が続いて・・・)
・・・おっと・・・こんな予定じゃなかったのに…幸せだなと思って、そしたら胸がキューッとして・・・
と、涙目になってまた言葉を詰まらせていました。
夏菜子ちゃんが涙をステージで見せることは、滅多なことではない。
前回は、バレンタインイベントの初日、
私立恵比寿中学のメンバー・松野莉奈ちゃんが亡くなったことへの追悼メッセージを
述べた時。これは盟友を亡くした哀しみの涙。
3年前に見せた涙は、
あの国立競技場の時の最後の宣言、
私たちは、天下を取りに来ました。でもそれは、アイドル界の天下でもなく、芸能界の天下でもありません。みんなに笑顔を届けるという部分で、天下を取りたい。そう思います。これからもずっとずっと、みんなに嫌なことがあっても、私たちを観て、ずっと笑っててほしいです。
歴史的名言!
私はこの挨拶を聴いた時に初めて人目をはばからず号泣しました。
この発言をしていた時に、
現場では聖火台に上っていて米粒のように小さかった夏菜子ちゃんは
DVDでの映像の時に涙を浮かべていました。
この時の覚悟の涙。
今回はそれを受け継いで3年たった時の、自分たちの歩んできた道を
たどっての結果として
笑顔をみんなに届けてきたことに対する誇りとしての涙。
百田夏菜子ちゃんは、滅多なことではステージで涙を見せたことが
無いのに、
今回のこの涙を見せたことが
ももクロ春の一大事にふさわしい一大事でした!
今回のももクロライブのセトリは、出し惜しみしていないな、
と全体的な流れをみてそう思いました。
・セットリスト
overture
M01:words of the mind
M02:ゴリラパンチ
M03:行くぜっ!怪盗少女
M04:DECORATION
M05:ザ・ゴールデン・ヒストリー
MC
M06:マホロバケーション
M07:D'の純情
M08:サボテンとリボン
M09:全力少女
M10:WE ARE BORN
パフォーマンス
M11:青春賦
M12:サラバ、愛しき悲しみたちよ
M13:5 The POWER
MC
M14:「Z」の誓い
M15:デモンストレーション
M16:Chai Maxx
M17:走れ!
MC
M18:コノウタ
M19:行く春来る春
M20:LinkLink
本編終了
アンコール
EN1:仮想ディストピア
EN2:ツヨクツヨク
MC
EN3:希望の向こうへ
EN4:あの空にむかって
ちなみに、途中入場した私が聴けたのは
M07曲目のD'の純情
から。この曲も多分、国立以来久しぶりに聞いた気がします。
そして、このライブの良かった点を最後に2、3点。
M11:青春賦
の前に、地元小学生による合唱。そこからの、ご本人登場、青春賦。
空一面に舞い散るシャボン玉。
野外ライブならではの演出。
バレンタインイベント以来、この曲を聴くたびに
違った意味を持つようになって
今回も泣きそうになりました。
M12:サラバ、愛しき悲しみたちよ
途中入場していて気付かなかったのですが、
布袋モデルギターを掲げていたギタリストが、
元ジュディ&マリーのTAKUYAさんだったこと。
なんと今回が初のサポートメンバー参戦だったみたいです。
なんか、以前に絡んでいたかのような錯覚が。
おそらく、私立恵比寿中学にハイタテキ!という曲を提供していたから
そんなにはじめまして感がなかったので、これは私の思い違いでした。
EN4:あの空にむかって
この曲も、ドームツアー千秋楽
西武ドームの最後の最後の曲で披露して以来
ここぞという時にしか聴けない超レア曲となってしまったのですが、
まさか、ここで聴けるとは。
これも私にとっては一大事でした。